ここでは「接続」タブについて説明します。
識別名
このパソコンを識別するための名前です。任意の文字列を設定できます。iOSデバイスと正常に接続できたとき、iOSデバイスの接続設定画面に表示されます。
初期値はフル コンピュータ名です。
キーワード
パソコンではiOSデバイスを検出する際に、キーワードが一致するデバイスのみ検出します。ネットワーク上の複数のパソコンで本ソフトウェアが動作しているような環境で誤検出を防ぐために使用します。そのため必ずデフォルトの値から変更してください。
初期値は「My Keyword」になっています。
UDPポート
パソコンとiOSデバイス間で通信に使用するポート番号を指定します。この値は通常変更する必要はありません。他のアプリケーションが同じポート番号を使用している場合のみ変更が必要になります。
初期値は「9821」になっています。
「リセット」ボタン
識別名、キーワード、ポート番号を初期値に戻します。
「検索開始」ボタン
ネットワーク通信を開始します。このボタンを押すことで、ネットワーク上のiOSデバイスに自分の存在を知らせ、またiOSデバイスからの接続要求を受けることができるようになります。
「キーワードのないデバイスを表示する」
これをチェックすることでキーワードに何も入力していないiOSデバイスを検出することができるようになります。これはiOSデバイスとの接続がうまくいかないときに使用します。iOSデバイスが検出できない場合に、このチェックボックスをチェックして、iOSデバイスのほうでキーワードを空欄にして接続要求すると検出できるようになる場合、キーワードが間違っている可能性があります。全角、半角の違い等に注意して再度キーワードを入力してください。
「アプリケーション起動時に検索開始」
これをチェックすると本ソフトウェアを起動したときに、既に設定されている識別名、キーワード、ポート番号の条件で検索開始を行います。設定内容が決まっていて特に変更する必要が無い場合にチェックをします。
「前回接続したデバイスに自動接続」
これをチェックすると前回接続したiOSデバイスを検出したときに自動で接続処理を行います。なお、これをチェックしていると前述の「アプリケーション起動時に検索開始」が自動でチェック状態になります。
これをチェックすることでiOSデバイスとの接続までの処理を自動で行うことができます。
「開始時にタスクトレイに入れる」
これをチェックすると本ソフトウェアを起動したときに、ウインドウを表示せずに起動します。この項目は前述の「前回接続したデバイスに自動接続」をチェックしたときにのみ変更可能です。
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