Pictplus対応URLスキーム

バージョン1.2.0以降のPictplusはカスタムURLスキームといくつかのクエリ文字列に対応しています。
このページではその使用方法について記述します。
なお、フリー版はURLスキームをサポートしていません。

URLスキーム

pictplus://

クエリ文字列

クエリ文字列で設定される内容は一時的なもので、アプリケーション終了時に永続データとして保存されることはありません。
クエリ文字列の先頭には’?’が必要です。また、複数のクエリを設定する場合、クエリの境界に’&’が必要です。

url=(Image URL)
– (Image URL) アプリケーション開始と同時に読み出しを行う画像を指定します。

store=(png or jpeg(:quality)),(inherit exif info),(interpolation)
– (png or jpeg(:quality)) 保存する際の画像フォーマットを設定します。 “jpeg”を指定した場合、品質を設定することができます。品質は50から100までの範囲の整数で指定します。
– (inherit exif info) 画像を保存する際にEXIF情報を継承するかどうかを設定します。設定は’0’または’1’で行い、 ‘0’は継承しない、 ‘1’は継承することを意味します。
– (interpolation) 保存する画像の補完処理について指定します。設定できる値は’0′,’1′,’2’のいずれかで、それぞれ最近傍(ニアレストネイバー)、バイリニア、バイキュービックに対応しています。
パラメータの一部を設定したくない場合は、その項目には何も書かないようにします。

limit=(limit type)(:pixel size)
– (limit type) 画像を保存する際にピクセル上限を指定してリサイズを行う場合の条件を0から5までの整数で設定します。各値の意味は以下のとおりです。
0 : 制限なし
1 : 短辺
2 : 長辺
3 : 横幅
4 : 縦幅
5 : 総ピクセル数
– (:pixel size) 画像を保存するときのピクセル数の上限を指定します。この項目はlimit typeに1から4または5を設定したときに有効で、limit typeに1から4を設定したときは上限とするピクセル数の整数を設定します。
5を設定したときは単位をメガピクセルとして、小数点以下第3位までの数値で設定します。

記述例

pictplus://?url=http://www.satotomi.com/download/sample.jpg
– URLは「http://」などのスキームから始まる文字列で記述します。 URLはインターネット上のアドレスが指定可能です。

pictplus://?store=jpeg:98,1&limit=5:3.5
pictplus://?store=jpeg,,0
pictplus://?limit=1
– クエリの一部に設定したくない項目がある場合は、上記のような記述方法で指定が可能です。
– クエリの途中を設定しない場合は、その項目について何も書かない。
– クエリの最後の項目を指定しない場合は、区切り文字「,」「:」等を含めて省略します。